５０回目は


完璧主義は拘束主義

何事も質の高い物は良い物です。
付加価値の高い事が出来る人はどこの分野でも活躍出来ます。

「完璧に仕上げる」。これはどんな方でも望む事ですし、求めるものだと思います。

ただ、ここに落とし穴があります。
完璧を求める姿勢そのものは素晴らしい事です。
ただ、完璧でないといけないという思考は私達の自由を縛る鎖になります。

何故か？
単純に初めての事に完璧を求めるのは不可能だからです。
ゆくゆくは繋がりますが、まず、今までの経験は役に立たない。うまくいかない
満足もありますが、不満の方が勝ります。当然完璧からほど遠い状態です。

ただ、何事も最初にやる事ってこんなもんですし、出来ないという状態から
様々なことを私達は学んでいきます。

この貴重な学びを完璧にこだわる人たちは嫌煙してしまいます。
日本には恥の文化があります。
チャレンジを恥と考えるのは違うと思いますが、
どうもできない事をやる事を恥ずかしいとらえる人が多いと思います。

「嫌われる」「孤立する」「不安になる」等色々理由もあると思います。
気持ちはわかります。でも、これは周りの眼を気にして生きているという事で、　
誰かの人生を生かされている事とあまりかわらないと思います。

完璧だけではなくそれ以外の多くの強い拘りは自分の視野を狭め、行動を抑える
結果、自由を自分自身で縛ります。

あらゆる拘りを外していくためには必要な事は何か？
拘りは体の癖というよりは思考の癖です。
どれだけ思考をしたとしても、今までの完成された思考を打ち破るのはかなり難儀します。

効果的なのは、行動を変えてみる事です。
小さくても新しい事を始める。更に良いのは毎日出来る事をやる事です。

私は、このブログを毎日書いています。音声にかえたり、動画にしたり
内容が良いか悪いかは見て頂ける方の判断なので、全力で書いていますが、そこまでのこだわりはありません。
最初やるには少しハードルが高いと思うので、例えば・・・

通勤の手段を変えてみる、ルートを変えてみる、朝いちばん最初に行う事を変えてみる。
こんな些細な事でも積み重なれば大きな変化になります
拘りを壊すために必要な事は、行動による新たな発見です。

時間はかかるかもしれませんが、積み重ねたものは必ず力になります
少しだけ今の自分に変化を与えてみましょう