４９回目は

偶然が偶然ではない理由


世の中には「必然」と「偶然」というものがあります
人の解釈もそれぞれです

では必然とは何か？偶然とは何かでしょうか？

「必然」　　必ずそうなること。それよりほかになりようのないこと。また、そのさま

「偶然」　　何の因果関係もなく、予期しないことが起こること

と定義づけられます

この偶然は、私達の無意識が起こす行為と類似しています

私達は自分の想いが様々な形となり外側に現れます
どんな決意表明をしたとしてもどんな壮大な計画をたてたとしても
自分の本音が、内心がそれと違えば、つまり内心そう思わなければ
無意識は意識に反しあらゆる手を使って妨害行為をしてきます

結果、頓挫の可能性がかなり高くなります。無理に進めてもかなりの確率で歩みが止まります
ここでは、「偶然出来なかった」という言い方はしません。
もちろん当人はそれにきづいていないわけですから

ただ、確実に無意識の様々な働きが偶然を生み出しています
さらに、関係性の中で周りの無意識が引き起こす「偶然」が重なってきます
そうなると　更に意識ではまず見えない現象が起こります。
これが、偶然の正体の一つです。

「引き寄せの法則」や「思考は現実化する」こういった本が世の中に出回っているのは
この無意識の働きをうまく使った例です
そのくらい私達の意思の力は強いということです。
「自分は意思が弱い」と言う方　　
自分の内心とうまく折り合いはついていますでしょうか？
それは意思が弱いということではなく、自分の中でうまく折り合いがついていない
つまり、本心でやりたいものをやっていないのかもしれません

どうしても、私達は普段の生活で
「やりたい事」より「出来る事」を選びがちです
今を優先して、未来を二の次にしてしまう

出来る事の中にはやりたくないけど　出来てしまったものも含まれている可能性が高いです。
意識と無意識の力を発揮するためには自分自身との「同意」が必要です
自分と同意が出来るからこそ周りの方たちと同意が可能となります
やりたい事やる事が「同意を」一番取りやすい方法です

やりたい事をやる、やりたい事をやる時間を少しずつ増やしましょう
そうすれば少しずつ時間をかけて　嬉しい偶然が起こり始めます。